とっても意外!深海魚メシ



深海とは明確な定義は決められていませんが、水深200M以下を指して深海とすることが多いです。


つまり深海魚とは水深200Mよりも深い海に生息する魚の総称です。


深海魚と聞いてグロテスクな魚をイメージされる方は多いと思います。


それもそのはず、深海はとても厳しい世界です。


生き延びていくために多種多様な姿形をしている魚が多く生息しています。


しかし深海魚はほとんどが食べることができると知っていましたか。


既に美味しくいただいている魚が実は深海魚だったと今回の紹介で気づくかもしれません。



1.金目鯛


鯛の名前がついているため、鯛の仲間と勘違いされますがキンメダイ目キンメダイ科という区分で鯛ではありません。

ではなぜ鯛の名前がついているのでしょうか。

それは今でこそ高級魚として知られていますが、昔はあまり好かれなかったことから安値で取引されていました。

そのため色が似ていることから真鯛の代用品として食べられていたことが名前の由来になっています。深海魚の中では脂ののりが抜群で煮つけでよく提供されています。

家で調理するのならば、金目鯛にお湯をかけて湯引きした後に濃口醤油とみりん、酒を同じ分量入れて金目鯛が浸かるようにし、クツクツと煮込むだけでご馳走の出来上がりです。因みになぜ金目鯛は赤いのかというと、深海で敵から身を隠すためです。

光が届かない深海では赤色が一番見えづらくなるためです。



2.マダラ


水深800Mくらいに生息していますが、産卵期には浅瀬にあがってくる魚です。

冬が旬の魚で、おせち料理に入っている「棒鱈」はマダラを干物にしたものです。

日持ちしない魚なので保存食として利用されていたものが一品として使われるようになりました。

鮮度のいい状態だと身は柔らかく脂身の少ない白身魚のため、鍋料理やフライ、ソテー、かまぼこにも使える万能の魚でもあります。

また精巣が「白子」と呼ばれていて珍重されています。



3.ホタルイカ


「深海の青い宝石」と呼ばれているイカです。

理由は身体が光るのですが、それが深海に差し込む太陽光に擬態しているためです。

昼夜問わずに光るため、夜には敵に居場所を知らしているちょっと変わった深海魚です。

日本料理ではホタルイカを茹でて水にさらした後、酢味噌を和えて付きだしや前菜として出されることがあります。

ホタルイカは寄生虫がたくさんいることが多いので、生食することは避けましょう。



4.バラムツ


食べられる魚を紹介してきましたが、この魚は食べないでください。

食品衛生法で販売禁止とされている魚です。

とはいっても猛毒を持っているわけではありません。なぜ販売禁止されているかというと、バラムツの脂は人間では消化することが出来ないのです。

もし万が一食べてしまったら消化されずに排出されます。しかも便意を感じずに出てくるので、もし夜に食べてしまったら布団の上に…ということもあり得ます。

更に、そんなこともお構いなしに多く食べてしまうと「皮脂漏症」という病気を引き起こします。

そんな脂たっぷりのバラムツは全身大トロと呼ばれるほどマグロに似た味を持っているそうです。

身体をはった調査をされた方の情報なのでしょうか、とにかく美味しいらしいですが絶対に食べないようにしましょう。



いかがでしょうか。


食べられる深海魚を紹介しました。既に食べたことがある深海魚もいたのではないでしょうか。


日本での漁獲は水深が50Mから1000Mまで網を仕掛けるそうです。


そのため、たくさんの深海魚が網にかかって市場で売られます。


そして我々の食卓に知らず知らずのうちに上がってきていたということです。


日の光が届かないほどの深さの生物を実は身近で見ていたと思うとなんだか面白いですね。

​Copyright 2019 © SFW & Co.,Ltd AllRights Reserved.

LINE_APP.png
  • さえずり
  • Instagram